・ダイエットしたいけれど、忙しくて運動する時間が取れない
・痩せたいけど、激しい運動はしたくない
・ランニングを始めたけど、天候や気温で続かなかった
こんな悩みを持つ方が多いのではないでしょうか。
残念ながら、「これだけ食べれば痩せる」「この運動だけでお腹がスッキリ」といった簡単な方法は存在しません。
私もダイエットはしたいけど、激しい運動は続ける自信がありませんでした。そこで、試したのが「1日1食生活」です。実際に私自身、運動せず1日1食を2か月間継続しただけで、10kgの減量に成功しました。
本記事では、1日1食の効果と私の実体験をもとに継続のコツをご紹介します。
この記事を読めば、特別な運動をせず、時間もかからず引き締まった体を手に入れることができます。
1日1食生活のススメ
ダイエットの基本はカロリーバランス
ダイエットを成功させるためには、「摂取カロリー」と「消費カロリー」のバランスを調整することが最も重要です。そのため、運動を続け摂取カロリーを増やすか、食事制限をして消費カロリーを減らすことでしか、痩せることはできないのです。
私は、運動を継続するのがとにかく苦手で、ランニングを始めても3日ともちません。とはいえ、毎食のカロリー計算をしたり、食べたい物を食べられないのは耐えられませんでした。そこで注目したのが「1日1食」です。
1日3食食べるのは普通ではない?
そもそも体のメカニズムとして、毎日3食食べる必要はありません。
日本で1日3食が一般的な食習慣として定着したのは江戸時代中期と言われており、それ以前は1日2食の生活を送っていました。当時の農民や職人などは日常的に激しい労働をしていたため、消費カロリーも非常に高かったと考えられます。それでも2食で足りていたのに、移動は車や電車で、肉体労働が減っている現代人が、3食食べないといけない理由はありません。ただし、成長中の子どもや妊婦などを除きます。
このように、「1日3食が健康的な生活には必須」というのは幻想なのです。
有名人も実践中!注目される1日1食の魅力
1日1食生活は、タモリさんやビートたけしさん、GACKTさんといった著名人も実践していることで注目を集めています。健康管理やパフォーマンス向上のために長年続けていると公言されています。
また、欧米では「OMAD(One Meal A Day)」として研究も進んでおり、科学的なメリットも報告されています。
本当に1日1食で大丈夫?
「空腹でつらいのでは?」「栄養は足りるの?」と不安になる方もいるでしょう。
空腹は、我慢するしかないです。1日1食は好きなものを食べられるので、そこまで我慢しましょう。耐えられないときは、ナッツやチーズなどを食べてもよいとされています。
また、栄養面については、1日1食でもバランスに配慮すれば問題ありません。
1日1食生活で10kg減量に成功
実践している1日の食事内容
1日1食といっても、朝や昼を完全に抜くわけではありません。体に必要な栄養素、特にタンパク質を意識して摂取しています。
朝:プロテインを飲む
昼:ナッツを食べて空腹を紛らわせつつ良質な脂質を補給
夕食:再度プロテインを摂取し、しっかりと夕食を楽しむ
きっかけはYouTuberの言葉
この生活を始めたきっかけは、1日1食生活を実践しているYouTuberの「お腹が空いているだけで、カロリーは足りています。」という言葉でした。以前は、空腹を感じないように無理して朝食や昼食を食べていましたが、この言葉に背中を押され、余分な食事を減らすことができました。
1日1食生活のメリット
- 自然と摂取カロリーが減る
- 食事時間が減り、自由時間が増える
- 食後の眠気が消えて集中力アップ
- 食事を大切に味わえるようになる
- 食費を節約できる可能性がある
摂取カロリーが減り、運動なしでも痩せる
1食で食べられる量には限りがあるため、自然と摂取カロリーが減少。激しい運動をしなくても、体脂肪が落ちていきます。
食事時間が減り、自由時間が増える
食事の準備・片付け・食べる時間を合わせると、意外と時間を使っています。1日1食にすることで、自由時間が大幅に増え、生活のゆとりが生まれます。
食後の眠気が消え、仕事効率が向上
昼食後の眠気に悩まされていた方も、昼食を抜くことで眠気がなくなり、午後の生産性が高まったと感じるはずです。
1食を丁寧に楽しめる
食べる回数が減ることで、1食の価値が高まり、より味わって食べるようになります。満足感も大きくなります。
節約にもつながる
1日2食分をカットすることで、食費が抑えられる可能性があります。ただし、質の高いプロテインや食材を選ぶことで、費用が逆に上がるケースもあるので、使い方次第です。
1日1食生活を継続するコツ
まずは1日2食に慣れる
急に1日1食にすると、空腹感が強くなり失敗しがちです。まずは、1日3食から2食に減らし、足りない分はプロテインやナッツで補いましょう。2週間ほどすると、体が慣れてきます。自然に2食でも平気になります。
慣れたら1日1食へシフト
1日2食に慣れたら、さらに1食を抜いて1日1食に。どうしてもお腹が空いたときは、ナッツやサラダなど低カロリーの間食を取り入れてOK。
この時、水分補給を忘れないでください。食事からの水分が減るため、意識的に水を飲むようにしましょう。
完璧を求めすぎないことが大切
私も家族と外食する日は、無理せず2食食べています。翌日からまた1食に戻せばOK。柔軟に対応することが長続きのポイントです。
継続しやすい環境を整える
また、環境を変えることはとても大切です。人間はどれだけ意思が強くても、手軽に食べ物が手に入る状況では、その誘惑に打ち勝つのは大変難しいです。お菓子などがすぐに口にできないよう、職場や自宅のお菓子は全て無くしてしまいましょう。
1日1食生活の注意点
体調の変化には敏感に
めまいやふらつきがある場合は食事制限を中止してください。特に、糖尿病などの持病がある方や薬を服用中の方は、必ず主治医に相談してください。
リバウンドに注意!
1日1食で痩せた後に3食に戻すと、しっかり太ります。
特に運動なしで痩せた場合、筋肉量が減って基礎代謝も下がっている可能性があるため、継続することが大切です。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考え、生活を送る必要があります。
まとめ
「運動せずに痩せたい」と思っている方にとって、1日1食生活は有効なダイエット方法です。有名人も実践するこの方法には、摂取カロリーの減少・時間の有効活用・仕事効率の向上など多くのメリットがあります。
ただし、無理のない段階的な導入と体調管理が不可欠です。完璧を目指すより、柔軟に取り組むことで、無理なく継続できます。体質やライフスタイルに合っていれば、1日1食生活は“運動なしでも痩せられる”新しい選択肢になるでしょう。
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